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【Jレポ】#9 D-EQUIPO BASKETBALL ACADEMYへの取材〜アンダーカテゴリーを考える〜

文=橋本J
写真=オガワブンゴ

今月(2019年2月)は「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window6」のイラン戦、カタール戦が待っている!!

バスケットボール男子日本代表はワールドカップ、オリンピックから遠ざかっており、
オリンピックに至っては1976年モントリオール以来44年出場していない。
長い間出場できていなかったワールドカップとオリンピックそれぞれの出場がいよいよ射程距離に入ってきた。

日本のバスケには歴史があり、
1998年31年ぶりワールドカップの扉を開けた佐古・折茂世代から始まり、
2006年日本開催でワールドカップに出た竹内世代が盛り上げ、
現在代表を引っ張っている比江島、田中世代、
そしてアメリカに進出している 渡邊、八村世代と「想い」が受け継がれている。
さらに2024年パリオリンピックなどの世界大会へと次世代にもしっかりと続いていく。

ということは、今現在のU15世代がとでも重要になってくることに気づく。

現在アメリカで活躍している代表的な選手として、渡邊雄太(NBA メンフィスグリズリーズ)、八村塁(NCAA ゴンザガ大学)、テーブス海(ノースカロライナ大ウィルミントン校)、渡辺飛勇(ポートランド大)、弓波英人(ジョージア・サウザン大学)、鍵富大雅(ボウディン大学)がおり、
彼らは高校生の時からアメリカを意識しており、ゆえにアメリカに行けている。これは数年前には考えられなかった。
これがまた環境になっていく。

日本のバスケが世界へいくには中学生、アンダー15世代が重要で、
日本では部活の人数もバスケは上位にあるが、バスケの指導がどのように行われているのか。

筆者は、野球やサッカーのようにまだまだ行き届いていないと感じている。
B.LEAGUEでも塚本さんたちが、コーチングキャラバンなど普及に力を入れており、各指導者のレベルを上げなければならない。
アンダーの日本代表選手を集めてバスケを教えるだけでは、底上げにはならない。

B1の条件の中に、アンダー15のチームを持つことになった。
Jリーグのような、各クラブで組織化がこれからもっともっと急務になってくるだろう。
同時に、民間でのバスケクリニックももっと大切になっていくと考えている。

その民間でのバスケクリニックで今回注目したのは、「D-EQUIPO BASKETBALL ACADEMY(http://www.d-equipo.com/)」だ。
D-EQUIPO BASKETBALL ACADEMY」は、元プロ選手が、中学生にバスケの技術、メンタル、考え方を教えていく団体で
今まではこのような団体が少なかった。

D-EQUIPO BASKETBALL ACADEMYで中心になっているのが小宮邦夫氏。
小宮邦夫氏は、アイシンシーホースでJBL(Bリーグ前身)で日本一制覇、キャプテン歴任し、現在はB.LEAGUEの解説者(BS NHK.BS 12)であり、
ハギレのいい解説で非常にわかりやすい。また、スポーツブランドChampionのアドバイザーをしている。
Jバスケでは、対談もしています。https://jbasketball.mookmookradio.com/podcast/19/

その他にも、半田圭史(能代工業高等学校~専修大学~日立~トヨタ自動車)、山田哲也(八王子高校〜青山学院大学〜日立〜豊田通商〜swoops〜アースフレンズ東京Z)、下地一明(北谷高校~中央大学~OSGフェニックス)とそうそうたるメンバーでコーチ陣で固めてる。

今回は、千葉県船橋市で行われてたクリニックに行ってきました。
コーチは小宮邦夫氏
19:00-21:00
アカデミーの生徒は中学生1年〜3年
19時前には生徒が集まってすでに準備完了状態だった。
部活もやっている生徒も多く、部活が終わってから来る生徒が多数いた。
生徒全員、同じ学校ではないけども、礼儀正しく、我々Jバスケ取材陣にまで挨拶をしてくれる。
バスケで大事なスキルより、もっと大切なものを学んでいることがこのようなちょっとしたシーンでよくわかる。
週に3.4.5回と通う生徒か多いようだ。

●クリニック
体幹
・ストレッチ
・コーナー&ダイプ&ヘルプ
・7パス2ドライブ
これは中学生でできるのがすごい!
これはクリニックならではだった!
プロでも上手くできない選手もいるのでは!?
・ハーフ1on1 ボール有無
ボール無しがまた動きを確認できるのでイメージするのにいい
・ヘルプ&リカバリー
ヘルプへの対応ができるようになる
・4on4
・アウトオブバウンズのパス出し
細かいことが接戦の時は大事
・対面パス
・ゲーム形式

言葉で書くととても難しい!

小宮邦夫氏が「気がつく」と練習を一旦止め、一つ一つアドバイスをして教えるシーン、また、止めないで言葉で伝えるシーンがあり、個人的には羨ましい!!
そして、中学生だけに吸収が早い!!

水分休憩をとるけども、すぐ各自で自主練習する。
生徒にチャンスを与えて、考えさせて、しっかり教えていく。

個人的にはコミーと呼んで仲良くさせてもらっているが、次世代へのバスケの情熱をしっかり感じさせてもらった。
このような団体が全国に行ってもらったり、指導者が増えることで、クラブチームのU15、クリニックの充実が日本のバスケの底上げになることは間違いない。

コーチが元トップ選手で、その経験や考え方を教えてるので、圧倒的な信頼関係があるのが伺えた。
選手と指導者の関係はこれでないとダメだと強く感じる。
選手ももっと上手くなりたい、高校、大学、B.LEAGUEの選手になりたいという気持ちがいい空気を作っている。
仮にバスケを途中で断念することがあっても、ここでのバスケに対する、気持ち、考え方、スキルアップで学んだことは必ず活きると確信できる。

最後に、
小宮邦夫氏
「バスケを盛り上げてられて、バスケ業界のお返しが出来ればと思っている。
このクリニックで学んだことを活かしてもらえたら嬉しい。」

筆者(J)
「ここから、代表選手が出たらすごいね」

小宮邦夫氏
「そうですね」

この言葉のやりとりに「ワクワク」させてもらった。

これからも追いかけて取材に行きたいと思います。

Jバスケ対談
小宮邦夫氏との対談はこちらから
https://jbasketball.mookmookradio.com/podcast/19/

D-EQUIPO(ディー・エキーポ)
バスケットボールアカデミーは、”勝つチーム作り”という視点ではなく”将来に向けた技術の基礎づくり”に焦点を合わせ、日本のトップリーグで活躍してきた元プロ選手がメイン講師を務めます。
http://www.d-equipo.com/

小宮 邦夫 Kunio Komiya
東海大浦安高校~青山学院大学~大和証券~新潟アルビレックス~日立~アイシン精機(2010年現役引退)
http://www.d-equipo.com/

橋本 J Hashimoto J
Basketball Journalist / Podcaster
Bリーグ、NBAの情報を配信。
ミスターバスケットボール 佐古賢一氏と20代前半に出会いバスケに感銘を受けて20年以上自身もバスケをしている。
また、広島ドラゴンフライズ球団設立時TAKEOFF大使務める。
twitter:@k2_superj / Instagram:@k2superj

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