【えりのブレサン日記】Vol.27 東京五輪出場を夢見た青年は今・・・

文=木村英里、写真=オガワブンゴ

【えりのブレサン日記】は、川崎ブレイブサンダースが好きすぎるあまり、あくまでも勝手に!木村英里が川崎ブレイブサンダー愛を綴るコラムです。
 
 
今シーズン最後の神奈川ダービー。
連勝を飾った川崎ブレイブサンダースは、横浜ビーコルセアーズとの対戦成績を16連勝に伸ばしました。

また2020東京五輪、開催国枠決定のニュースもあり、GAME2前には両チームのファンから「ニッポンコール」が巻き起こるなど、日本のバスケファンが喜びを分かち合っている様子が見て取れました。

危なげない勝利

GAME1終了時、北卓也HCの笑顔が全てを物語っていました。
「中地区チャンピオンになるためには引き続き負けられない戦いでした。ゲームの出だしが大切だよという話をしていて、良いバスケットボールをゲームを通して展開してくれたと思います。」そう語った北HC、危なげなく勝ったことと準備してきたことを出せていたことに満足といったご様子でした。
さらには、ハードスケジュールが続く中、全選手が出場をしタイムシェアができるということはとても重要でしたよね。

そしてディフェンス面に関して「人ではなくボールをディフェンスする意識が出てきた。」とその変化についてもお話してくださいました。

GAME2でも、「(横浜の)ディフェンスの強度が高かったのでスムーズにボールムーブができず前半は手こずりましたが、シュートが入らないなりに我慢してついて行ったかなと思います。後半は少しディフェンスを修正し、自分たちが狙っていた走るというところを表現してくれました。後半54点と非常に爆発しました。」とコメント。打開する力、立て直す力を見せてくれた選手たちを評価していらっしゃるようでした。

4Qで、ニック・ファジーカス選手や篠山竜青選手を休ませられたことも、また水曜日に試合がある中で良かったですね。

キャプテンは夢を叶える途中

44年ぶりの五輪出場が見事決まったということで、GAME2終了後、特別に篠山竜青選手の会見が行われました。

「東京に決まったのが大学4年生の頃で、その時は行けたらいいなと・・・夢かなという感じでした。」
そんな自国開催大会でコートに立つことを夢見ていた青年は、最高の仲間を得て、キャプテンとしてチームを引っ張り、自らの手で、その神の手で、ワールドカップとともに五輪の切符を掴み取りました。

バスケットボール界は、めまぐるしくその環境が変化してきましたよね。その中、着実にステップアップしてきた篠山選手。
「たくさんの支えがあってここまで来られたので、支えてくれた人のためにも五輪に出場したいという気持ちが強くなりました。五輪招致が成功してからバスケット界は様々な事が起こりましたが、開催国枠を勝ち取るために多くの方が尽力してくれたと思います。Bリーグが出来た事もそうですし、その方々に感謝の気持ちを伝えたいです。」まず、そう語られ、常に家族や周りのスタッフ、ファンのみなさんへの感謝や言葉を忘れない篠山選手らしさが溢れていました。

ちなみに、試合前日ということで開催国枠獲得が発表された時は寝ていらっしゃったという篠山選手。「朝起きたらLINEが8件来ていて、決まったなと感じました。」と明かしてくれました。決まったことがわかった瞬間は、「ワールドカップの出場権も得られていたので自信はありました。飛び上がるというよりは、しっかり手に入れることが出来てほっとしたという気持ちが強かったですね。」と、責任感の強い篠山選手らしいお答えをいただきました。

五輪出場決定に浮かれる前に、まずはワールドカップ。その点については「自分のどのプレーにおいても世界レベルではないと思うので、全てにおいてレベルアップさせていかなければと思います。エラーの少ない選手になりたい、ならなければいけないと思っています。ディフェンスにしてもオフェンスにしても、簡単にミスをしない、ボールを運べる、チームをコントロール出来る、ノーマークのシュートは決める選手になっていきたいです。わずかな期間で意識を高く持って取り組んでいきたいなと思います。」と決意を語られました。

アメリカとの対戦もありますし、篠山選手には思いっきり挑んで欲しいですね。でも、その前に残り少なくなったレギュラーシーズン。篠山選手がよりステップし極めていくためには、短い時間しか残されていません。悔いなく、ワールドカップを迎えるために、やはり1戦1戦がとても大事!優勝とその先を見据えて、キャプテン、突き進んで下さい!!

 

では最後に。

春なのに〜。

3月ももう終わり。でもGAME1は試合が終わる頃には雨も降り、寒さが残る1日でした。そんな日のオシャレ番長・大島頼昌さんのファッション。
試合前、大島さんから「天皇杯の時に着たパンツです。」なんてお声を掛けていただきました。柄が入っているワイン色系のピンクパンツ。オシャレですよね。
ですが番長、今回の私の注目ポイントはそこではありません!

ネクタイをよく見てみると、一本斜めに入ったラインの上をスキープレイヤーが滑っているではありませんか!冬が残るこの日にぴったりのネクタイだったのですね。

微妙な季節の移り変わりさえもファッションに取り入れる番長なのでした。

 
 

川崎ブレイブサンダース
《クラブ》力強くスピード感あふれるプレーで、最後まであきらめず勇敢に戦う戦士達を意味しています。
《ホームタウン》神奈川県川崎市
https://kawasaki-bravethunders.com/

木村英里 Eri Kimura
バスケの魅力にハマったフリーアナウンサー。テレビ静岡・WOWOWを経て現在はラジオDJ、司会、ナレーション、ライターとしても活動中。川崎ブレイブサンダースファン。
twitter:@kimuraeri / Instagram:@39elly39

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