【えりのブレサン日記】Vol.23 神の手が放つオーラ

文=木村英里

【えりのブレサン日記】は、川崎ブレイブサンダースが好きすぎるあまり、あくまでも勝手に!木村英里が川崎ブレイブサンダー愛を綴るコラムです。
 
 
 
行ってきました。福岡遠征。
福岡空港も会場となった福岡市民体育館もアクセスが良いですね。
福岡市民体育館は古めの建物でしたが、集客キャパも3000人規模ということで選手たちがより近く感じる距離感でした。
ライジングゼファーフクオカのマスコットキャラクター神くんも出迎えてくれました。握る手の力がかなり強めでした(笑)

川崎からも多くのファンが詰め掛けていました。「たくさん来てくれていたね」と北卓也HCも嬉しそうでしたよ。
福岡の広報さんも驚いていらっしゃいました。
ファンのみなさんとともに、川崎ブレイブサンダースを追い掛ける記者さんも私くらいしかいないので、「え?川崎からいらしたのですか?」と遠出の遠征先では大抵驚かれます。北海道、沖縄、今回の福岡でも。他のチームでも追い掛け続ける記者さんがまだそこまで多くないのかも知れませんね。

代表って違うな。

肝心な試合。GAME1は延長の末108−105、GAME2も84−76で勝利!
川崎は今シーズン初の6連勝を飾りました。
GAME1では、2週連続の延長ゲームにハラハラドキドキが止まらない。ダブルオーバータイムもあり得るのではというほど、最後の最後までわからない展開でしたし。両チームともにシュートパーセンテージが高く、タフなゲームでした。福岡はマーカス・ブレイクリー選手が加入したことで、想像していたチームとは違ったチームな印象を受けました。

そんな中、試合を決めたのは頼れるキャプテン・篠山竜青選手!
26得点8アシストの大活躍でした。さらに素晴らしいのは、スリーポイントシュート成功率が8/8と100パーセント!大暴れだった篠山選手にGAME1終了後にお話を伺うことができました。

「チームとしては反省しなければいけないところがたくさんあったと思います。90点を超える失点は、川崎がやりたいバスケットではないです。納得いっていないし修正しなければと思っています。」とまずは反省の言葉を口にされました。
重い試合展開の中で「前半なかなか上手くいかなかったですし、後半も離せるところでミスだったり、福岡のシュートパーセンテージも高かった」としながらも「中地区優勝をし、ちょっとでも順位を上げ川崎でチャンピオンシップを戦うためには負けられない戦いが続いているので、とにかく余計なことを考えずに。シュートも調子がいいですし、勝たなければいけないとシンプルに考えていました。」と、淡々と先を見据えていた篠山選手。

そしてシュートシーンに関しては「シュートは入りましたけど、自分でクリエイトして打ったシュートではなく、みんながズレを作って、チームでノーマークを作ったシュートという感覚なので、入れなければいれないシュートで偶然僕だったことが多かったです。それがしっかりと全て決められて、ホッとした感じでした。」と振り返られました。
奢ることなく、冷静に語る姿がとても篠山選手らしく。ただファンの一人としては、やはり8/8という数字が、あまりにもすごかった!
「2点目を入れたくらいで、横のズレが出ないなと。いいストップで下半身も止まれているなという感覚があって、今日は迷わず打った方がいいかも知れない」と感じたそうです。

篠山選手をお待ちしている間、福岡の広報の方や取材にいらっしゃっていた方々と「神の手」がまだ残っているなんて話をしていたのです。
そのことをお伝えしたら、ちょっとお茶目な篠山選手がご登場。
ニヤリ顏で「そのワード使ってください!記事の小見出しでお願いします!」なんてうれしそうにおっしゃっていたので、今回の日記のタイトルにさせていただきました。

ワールドカップ出場を自らの力で決め、その日本代表をキャプテンとして率いた篠山選手。
「ホームはもちろんのことアウェーでも、ワールドカップ予選お疲れ様という声をたくさんかけていただけて。今日もヘアバンドを真似してつけてくれる方もたくさんいたり、そういう雰囲気がとてもうれしい!だからこそ代表って違うなというプレーを見せなきゃいけないという思いは大きくなっています。」
経験や自信を得て、さらに責任感も増して、元々すごい選手がさらにパワーアップして帰ってきました。篠山選手はもっともっと大きくなります。どこまで素晴らしい選手になるのか、そしてこの先、川崎ファンにどんな世界を見せてくれるのか、とても楽しみでなりません。

 
 

さて、ここからはプチトピックスいきましょう。

変化のとき

2月の京都戦以来、ルーティーンを変え、試合前にガッツリと汗をかいてから着替えるようにしているという辻直人選手。
早くからシュート練習に励んでいらっしゃいますよね。
GAME1は無得点で終わってしまったものの、GAME2では16得点と奮起!
GAME1、篠山選手のシュートポーズを見て悔しさもあったかな?(笑)ルーティーンを変えて、ワールドカップ予選でも大活躍だった辻選手が、まずは中地区優勝に導いてくれるはず!期待しています。

やまぴーさん

川崎から多くのファンが福岡へ足を運んだ理由の一つに、山下泰弘選手の存在もあったでしょう。
元東芝でチームメイトだった山下選手、コートに現れるとまず川崎ファンの元へ挨拶にいらっしゃっていました。
そんな姿やシーンって微笑ましいですし本当に素敵ですよね。
篠山選手とのマッチアップなども興奮しました。

GAME2の試合終盤には、ニック・ファジーカス選手にファウルをしてしまった山下選手。
ニック選手がさり気なくウィンクしていましたよね。元チームメイトとの対戦、みなさんも楽しんでいたようで。
しかし、ニック選手のウィンクってちょっとセクシー(笑)

川崎にも桜前線接近中!?

勝又穣次ACが不在だった今節。
お一人いらっしゃらないと、やっぱり淋しいし何かが足りない・・・でもやりますよ、ファッションチェック!

まずはオシャレ番長から。今節の注目は、前節に続いてのダックス柄ネクタイ。
わんちゃん大好きな大島頼昌さん、ダックス柄のネクタイも何色かシリーズでお持ちなんだそうです。ダンディーな番長のちょっとかわいらしい一面ですね。

そして、先週に続きピンクブーム。
GAME1では濃いめのサーモンピンク風な格子柄のネクタイ、GAME2はピンクとグリーンのストライプ柄のネクタイで登場したのは佐藤賢次AC。
やっぱりピンクもお似合いでしたね!春ファッションが素敵でした。
春というとピンクを着たくなります。気が付けば私もピンクでしたし。桜の開花も待ち遠しくなる、そんな3月のファッションチェックです。

おまけで。
佐藤ACというと、謙虚にHCをサポートしたり地道にチーム作りをされている印象ですが、もう一つ、選手を力強く鼓舞したり全力で褒めていらっしゃる姿も印象的ですよね。
みなさんが大好きな川崎の盛り上がるベンチのワチャワチャ感、そういったシーンの中でコーチにとっては当たり前のことなのでしょうけれど、私はそれがすごく大事なことに感じるのです。大人になると、怒られることも無くなりますが、全力で褒められることはありません。選手たちは自信になりますよね。
だから、選手たちがうらやましいなと思うこともしばしば。私だったら、嬉しいです。

 
 
一度、全力で褒められる体験をしてみたい(笑)

 
 

川崎ブレイブサンダース
《クラブ》力強くスピード感あふれるプレーで、最後まであきらめず勇敢に戦う戦士達を意味しています。
《ホームタウン》神奈川県川崎市
https://kawasaki-bravethunders.com/

木村英里 Eri Kimura
バスケの魅力にハマったフリーアナウンサー。テレビ静岡・WOWOWを経て現在はラジオDJ、司会、ナレーション、ライターとしても活動中。川崎ブレイブサンダースファン。
twitter:@kimuraeri / Instagram:@39elly39

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