【えりのブレサン日記】Vol.15 川崎のエースに求められるもの

文=木村英里

【えりのブレサン日記】は、川崎ブレイブサンダースが好きすぎるあまり、あくまでも勝手に!木村英里が川崎ブレイブサンダー愛を綴るコラムです。

川崎ブレイブサンダース、快勝!!87−67、富山グラウジーズ相手に20点差を付け圧倒した川崎。ただ勝つだけでなく快勝なことが嬉しいのです。もちろん嬉しいことは他にも。

君はチームのエースにならなければならない

リーグ戦、4連勝!天皇杯の悔しい敗戦を経て、チームがまた一つ成長したようです。
試合後の会見で北卓也HCは、アシスト数27を記録しましたが、そのうち7つがニック・ファジーカス選手のものだったことについて触れられました。
天皇杯・千葉戦でシュートタッチが悪かったニック選手。
天皇杯後、北HCは「調子が悪いことにイライラして、あまりチームにいい影響を与えていないことがあった」ことから話し合いの時間を持たれたそうです。
「君はチームのエースにならなければいけない」と声を掛けられたニック選手。
川崎が勝つには、もちろんニック選手の得点力が必須です。
ただ、いくらニック選手がスーパーマンと言えど、人間ですから調子が悪い時もありますよね。
北HCは、そういう時に「いかにチームを勝たせるかを考えてプレーしなさい」と告げたそうです。
その話し合いがアシスト7という数字に繋がったのではないかとおっしゃられていました。
「エース」よく耳にする言葉なれど、その意味、そして重みは計り知れません。もちろん点を取れるだけがエースではありませんし、その答えはきっとこの先ニック選手が教えてくれるでしょう。ニック選手、ますます無双に・・・!

プロとして

ついに辻直人選手も復帰!12得点4アシストの活躍!さすがの一言でした。天皇杯で復帰をされましたが、前日しか練習できなかったそうで。
そこから1週間で、辻ポーズがこんなに見られるとは!辻祭りをこんなに早く見られるとは!改めて、お帰りなさい!!
北HCにも辻選手のプレーについて伺いました。練習はしているけれど、まだゲーム感とスタミナを課題に挙げていらっしゃいました。その課題がある中でも、「1本目のスリーポイントが入ってから、気持ち良く辻もプレーできたと思います。やはりニックとのピックでズレができるので、その辺はさすがだなと思いました。まだまだコンディションが上がってくるとは思いますので、期待しています。」そう語る北HCの表情がやはりどこか嬉しそうで優しい眼差しでした。

辻選手も試合後、ベテラン記者の方々から多くの質問を受けていらっしゃいました。
第一声は「久し振りにバスケットしたな〜。落ち着いてプレーできたと思います。」でした。
その言葉と表情に全てが表れていたように感じます。「スリーポイントが入って良かったです。
嬉しかったです。
シュートタッチは良かったのであと2本くらいは決めたかったです。」そう語る辻選手は、コート上で辻ポーズを連発する姿とはまた違って、落ち着いて振り返り、どこか噛み締めている様子でした。
現状、肩の状態は7、8割ということで、それでも復帰されたことに辻選手の気持ちが表れていますよね。
ご本人もゲーム感が万全でないことや接触プレーに対し不安がないわけではないと認めつつ、完全に治ってからの復帰ではなく、このタイミングで復帰されたことについて「プロとしてコートに立たないと。結果を出してなんぼ。焦りに似たものもありましたし、チームに何ができるか考えたら少しでもコートに立ってプレーすることが一番かなと。」そんな風におっしゃっていました。辻選手の言葉を聞きながら、「ありがとう」「お帰り」だけでなく、「無理しないで欲しい」という思いや、「プロって本当にすごいな」という感情などたくさんの思いが込み上げてきました。またさらに、辻直人という選手をリスペクトし好きになり、もっともっと応援しなくてはと思いました。

最後までちゃんとやれ!

さて試合終盤、記者席にまで聞こえた北HCの声。
「最後までちゃんとやれーっ!!」コートに立つ選手たちにゲキを飛ばした北HC。
私が言われたわけではないのに、思わずビクっとしてしまいました。
その直後にはタイムアウトを要求。
会見で、「2勝1敗で勝っていても得失点で負けていたので。おそらく中地区で終盤になった時に得失点が絡んでくるから最後までしっかりプレーしなさい」と選手たちに話したことを明かしていらっしゃいました。
リーグ終盤、プレーオフを見据えて。最後の最後まで気を抜けませんね。

 
 
辻選手がこの先、万全の状態になり完全復活を遂げられて、ニック選手も真のエースになった時、その他の選手たちも含め、川崎がどんなケミストリーを見せてくれるのか・・・今から楽しみです!

その前に篠山選手とニック選手はオールスターですね!現地には行けないですが楽しみにしています!!

 

それではプチトピックスをいくつか。

必殺仕事人

辻選手やニック選手の裏で、職人がきっちりと仕事をしていました。
長谷川技選手!この試合、3本のスリーポイントシュートなど11得点の活躍でしたが、シュート成功率は100%!必殺仕事人、クールに決めてくれますよね。
技さま、かっこいいんだから。

オシャレ番長のファッションチェック

ファンの方から、通訳・大島頼昌さんのファッションチェックのコーナーが一番好きですとお声を掛けていただくこともしばしば。
ありがたいです。
大島さんにも感謝。それだけオシャレ番長のファッションに、みなさんがご注目されているということですよね。
今回はパープルのネクタイに眩しいイエローパンツの組み合わせでご登場!もう誰も真似できないのではないかと!パープルとイエローという組み合わせ、我が家にも咲いている鮮やかで可憐なパンジーと同じ。大島さんは、いつも胸に素敵なお花のコサージュを添えていらっしゃいますし、今回は勝手に「番長流パンジーファッション」と名付けさせていただきます。というのも・・・大島さん、いつも「今日のファッションのポイント、無いですよ〜」とおっしゃられるので(笑)

お花繋がりで・・・大島さんほど薔薇の花束を抱えた姿が様になる方はいなそうですね。見たことありませんけれど(笑)

アイドルみたい

『えりのブレサン日記』Vol.13「家族ってスバラシイ!!」で、秋田ノーザンハピネッツ野本建吾選手について書かせていただいた際、応援ボードやうちわをご紹介しました。ファンのみなさんの思いや愛が込められていて素敵だったので。そして、日記の締めの一文に思わず「私もこんな風にうちわとかメッセージボードで応援されてみたい・・・(笑)」と本音を書いてしまいました。それから1週間・・・

まさか、本当に作ってくださるファンの方々がいらっしゃるなんて!!川崎ファンのみなさんの優しさとあたたかさに触れました。
かつてこの日記でも、応援ボードは何度かご紹介をしてきました。Vol.7「めちゃめちゃ緊張しました!」の回では、帯広遠征時に登場した佐藤賢次ACの応援ボード。Vol.12「ブレサン愛が深まった2018年」では、マネージャー二澤卓馬さんの応援ボード。ネームタオルの代わりに作られたこの応援ボード、素敵だなって思っていたのです。作っていただき、ご覧になったご本人は絶対嬉しいはず!と。
今回、実際に作っていただいたものを見たら、「英」の中にチームロゴがしっかり入っていて!なんてかっこいいんでしょう。

うちわもそうです。こちらもVol.7でご紹介していますが、実際に嬉しかったという選手の声も聞いています。
今回作ってくださったうちわは、平仮名バージョンと漢字バージョンが裏表に。その手の凝りよう・・・。「ブレサン愛」って一言にも感動しました。
何というか、ファンのみなさんに私もファンの一人と認めていただけた、そんな気持ちがしました。

嬉しさと恥ずかしさのあまり、照れて笑って誤魔化してしまいましたが、本当に嬉しくて泣きそうになりました。
さすがにあの場では泣けませんから我慢しましたけれどね。
すごくすごく嬉しかったです!ありがとうございました!!
こんな嬉しいプレゼントをいただいたので、私もみなさんに喜んでいただけるように、これからも川崎の選手の素敵なところなどいっぱい発掘していきますね。
毎年オフシーズンにバスケ好きによるトークライブを開催したりしているので、また開催する時にはぜひこの応援グッズを持っていらしてくださいね!(笑)

それにしても、うちわってまるでアイドルになった気分でした♪(笑)

川崎ブレイブサンダース
《クラブ》力強くスピード感あふれるプレーで、最後まであきらめず勇敢に戦う戦士達を意味しています。
《ホームタウン》神奈川県川崎市
https://kawasaki-bravethunders.com/

木村英里 Eri Kimura
バスケの魅力にハマったフリーアナウンサー。テレビ静岡・WOWOWを経て現在はラジオDJ、司会、ナレーション、ライターとしても活動中。川崎ブレイブサンダースファン。
twitter:@kimuraeri / Instagram:@39elly39

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